紙ごみ減量に向けた一般家庭で出来るペーパーレスな取り組みとは?

ミニマリストが実践!紙ごみ減量に向けた一般家庭で出来るペーパーレスな取り組みとは?

皆さんは「ゼロ・ウェイスト・ホーム」という本をご存知でしょうか?

著者は、カルフォルニア在住のフランス人の女性です。夫と子供2人の4人家族で、1年間に出すゴミの量は1リットル弱という生活をされています。

友人からこんな本あるよと紹介され、育ち盛りのお子さん含めて4人での生活で、ゴミの量はたった1リットル…?!と驚いたことがきっかけで読み始めました。

ゴミを減らすには、まずゴミになるものを無くそうとミニマルな暮らしづくりから始まるので、ミニマリストとの相性抜群な本です。

全て読み終えた今、私が思うのはこの一言に尽きます。

[st-kaiwa1]自分は何て身勝手だったんだ…[/st-kaiwa1]

そう「時間を短縮すること」や「持ち物は最小限しか持たないこと」にこだわりすぎて、使い捨て用品を活用しすぎていないかと考えるきっかけとなりました。

ということで、まずは「今の暮らしを損なわない」程度からゴミの減量を目指すことにしました。まずは、一般家庭のゴミで多くの割合を占める紙ごみからです。

目次

家庭に入ってくる紙ごみの種類

紙ごみから始めたのは、一般家庭において減らしやすいと感じたからです。

デジタル技術を駆使すれば、家に入ってくるのを防げる。それが「紙ごみ」なのです。ごみになる前に、その存在とさよならしましょう。

そこで始めるのは、家にある紙ごみの把握です。あなたの家では、どのような紙が多いでしょうか。一度、ボックスをひっくり返して確認してみました。

我が家の場合、

  • チラシ・DM
  • 不在伝票
  • 給与明細
  • 水道代の納入通知書
  • 封筒
  • 書籍・雑誌

などが出てきました。お子さんがいらっしゃる家庭なら、学校のお便りなんてものもあるでしょうね。ご家庭によって違うと思います。

見渡してみて思ったのは、工夫次第で関係を断つことできる紙ばかりということです。これらを極力、家の中に入れない作戦を考えました

チラシ・DM・カタログ

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我が家で最も多い紙ごみは、無造作にポスト投函されるチラシやDMです。

分譲マンションに住んでいるので、特に不動産関係のチラシが多いです。今の住まいを売る気がない私たちからしたら、売ってくださいチラシは本当に迷惑です。

ネットで探せば簡単に情報が見つかる時代に、チラシでの宣伝は経費と資源の無駄です。その意思表明をする為に、必要なのは無断投函禁止ステッカーです。

ご自宅のポストにステッカーを貼って「チラシ・勧誘印刷物は入れないで」と意思表示することが出来ます。配布業者に興味がないことを伝えましょう。

ただし、持ち家なら問題ありませんが、賃貸や分譲マンションの場合は注意が必要です。その建物内でのルールを確認してから貼りましょう。我が家も確認中です。

DMやカタログは、個人を特定しての配布物になりますのでステッカーでは阻止出来ません。一度でも届いてしまったら、すぐに配布先の情報を確認しましょう。

ほとんどの場合、DMやカタログの配布を許可してしまっているケースが多いです。今すぐチェックを外すか、登録ごと削除してしまえば大丈夫です。

不在連絡票

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ネット購入が多い我が家ですが、共働きで日中は不在なことも多いです。宅配ボックスがあるので、安心してネット通販を利用していましたが、ここで問題発生!

商品を宅配ボックスに入れた時は、受け取りが出来ない時同様に不在連絡票がポストに投函されます。1回につき1枚ですが、チリが積もれば山となります。

ここで考えたのが日付指定による配送です。在宅時間に合わせて購入時に日付指定をすれば、直接受け取ることが出来るので不在連絡票は受け取りません。

更に、宅配業者さんが玄関まで荷物を届けてくれるって有難いですよね。宅配業者さんの手間だって減ります。ということで、早速実践しています。

給与明細

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私が勤めている会社は、給与明細を印刷するかは個人の自由です。

ついつい印刷して手元に残したい気持ちに駆られて持ち帰ってしまいますが、給与明細は慎重に扱わないといけない個人情報です。

そんな大事なものを印刷して持ち帰って、処理で困る…って資源や時間の無駄ではないかと思ったので、今後は社内のネット上で確認して持ち帰らないことに。

恐らく給与明細以外にも、一時しか必要のないものって多いのではないでしょうか。すぐにゴミ行きになるものは最初から断つが一番良いですね。

封筒

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商品を注文・取り置きした時や、友人からイベント時の写真を貰った時などの付属品として封筒があります。何かに活用出来る?と、取っておく方もいるはずです。

受け取ってしまった封筒は、紙くず入れとして活用しましょう。

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このように半端に出てしまった紙くずは、このままでは飛び散ってしまい、紙ごみの日に出せません。そんな時に便利なのが不要な封筒なのです。

細かい紙くずを封筒でまとめれば、紙ごみとして認められます。

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封筒にまとめて、紙ごみをまとめる時は冊子の中に含めちゃえば、散らばることを防げるので安心です。私はクリップで引っ掛けて、紙くず入れを別に設けてます

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紙くずは燃えるごみでも可能ですが、燃えるごみより資源になる紙ごみで出しちゃいましょう。

※自治体によっては、燃えるごみで指定されているところもあるようです。参考にされる場合は、お住まいの情報をご確認ください。

書籍・雑誌・新聞

ミニマリストになってから、書籍は図書館や友人から借りるようになりました。

もう捨てる手間を考えたら、買うのは滅多にしません。一度読んで、どうしても手元に残したい場合のみ購入します。

徒歩圏内に図書館があるから出来ることなので、人によっては難しいかも知れません。でも、近くにある方はぜひ図書館利用をおすすめします。

ミニマリストが実践!紙ごみ減量に向けた一般家庭で出来るペーパーレスな取り組みとは?

新聞は読まずにネットで代用しています。ただネットだけに頼っていては、濃い内容まで知れない時があります。無償が有償に勝るなんてこと、滅多にないです。

そこで、雑誌は楽天マガジンで読んでいます。定額制読み放題サービスを利用すれば、ネット上でファッション、経済、観光、インテリアなどの情報が得れます。

まだ契約してから1か月経っていないので、また別の記事で詳しく紹介します。今言えるのは、アプリで雑誌が読めるので紙ごみの心配なしということです。

少しの工夫で紙ゴミは減らせる

ミニマリストが実践!紙ごみ減量に向けた一般家庭で出来るペーパーレスな取り組みとは?

いかがでしたでしょうか。

紹介した方法以外にも、梱包が簡易な商品を選んでエコな企業を応援したり、紙をリユースして最大限活用するなども紙ごみ減量に繋がると思います。

ごみを減らす意識があれば、あとはほんのちょっと工夫するだけです。未来の為にも、今ある資源を大切にしてシンプルな暮らしを心掛けたいと思います。

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