日々続く家事の中で、料理が一番ハードルが高いと思っています。
食材を買ってきて、今日の献立を考えて食材を冷蔵庫から出し、食べやすい大きさに切って炒めて煮て…。お皿に盛り付けて、食べ終わったら食器を洗って片付ける。
正直に言って、料理って面倒です。だからこそ調理をする場所は、快適な空間にしたい。料理に集中出来る場所にしたいと思って、モノの配置に気を付けています。
今日はTwitterで「キッチン周りを見てみたい」というご質問をいただいたので、キッチン周辺の様子や収納についてご紹介します。
セミオープンタイプのキッチンは収納が少ない
我が家の台所は、セミオープンキッチンです。リビングやダイニングからキッチンの一部が見える状態で、一般的によく見られるタイプだと思います。
- 開放感があって、家族と会話しながら料理を作れる
- 配膳が楽で、動く回数を減らせる
と、夫がオープンキッチンを強く希望していて、中古マンションを選ぶ基準の一つになっていました。ちなみに、料理をするのは私ですが…。
ですが、実際に使ってみると不便に感じることもあります。
それは収納が少ないことです。セミオープンタイプなので、シンク上に吊り戸棚がありません。また、ビルトイン型の食洗機が備え付けられています。
リビングやダイニングの一部でもあるキッチンは、常に整理整頓された綺麗な場所であってほしい。という気持ちとは裏腹に、生活感が一番滲みやすい場所です。
キッチンは、私がモノを減らしたり、こだわりを捨てたりして試行錯誤してきました。まだ未開拓な部分もありますが、皆さんの参考になれば幸いです。
キッチン収納はこだわりすぎない
私がこだわりを捨てたのは、収納しすぎないことです。調味料を容器に入れ替えたり、パッケージを外したり、そういうのは自分が快適かどうかで判断します。
吊り戸棚
唯一の吊り戸棚は、下段は簡単に届くけど上段は身長が足りません。そんな時にオススメなのが、ニトリの「吊り戸棚ストッカー」です。
持ち手が長くて取りやすく、透明なので中身が把握しやすいので手が届きそうで届かない場所にはもってこいのアイテムです。これのおかげで踏み台が要りません。
- Braun ハンドブレンダー
- キッチン用品ストック
- お弁当用品&水筒
- 保存容器
- 使用頻度が少ないキッチン用品
吊り戸棚は屈んだりせず取り出せるので、食器棚に入れない食器や調理中に使う計量スケールなどを収納しています。レシピ本も、ここに置いています。
シンク下
シンク下のスペースは、無印良品の収納ケースを重ねて主に乾物やお菓子、お茶などの食材を保管しています。
- 乾物食材(海苔やふりかけ等)
- 麺類
- お茶(紅茶・緑茶・コーヒー等)
- お菓子・インスタント食品
- シンクで使うキッチン用品ストック
- 落ちワタ布巾(無印良品)
お菓子やお茶はつい買いすぎてしまうので、予め場所を指定しておくと買いすぎ防止になります。シンクで使うキッチン用品は、吊り戸棚より便利なのでここに。
シンク下の左側は、お米と水出し用の麦茶パックを置いて、後は自由に使えるスペースにしています。今は朝に食べるフルグラを置いてます。
お米と麦茶パックの容器は、OXOのポップコンテナシリーズです。ビッグスクエアトールサイズで、お米2キロが入るくらいの大きさだと思います。
同じサイズが2つあるのは、実家からお米を貰っているからです。1つ無くなったら洗った空容器を父親に渡して、次回会う時に持ってきて貰ってます。有り難や。
引き出し
引き出しの上段は、カトラリーと調理器具を収納しています。白いボックスはKEYUCAの小物入れで、サイズが絶妙でした。色んな大きさがあるのが良い。
2段目は、ゴミ箱を収納しています。無印良品のフタが選べるダストボックスが、ここにピッタリでした。100均のゴミ袋も一緒に収納しています。
- 燃えるゴミ
- 缶・ビン・ペットボトル
友人から勧められた「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を読んでから、ゴミに対しての意識が変わりました。生きてる限りゴミは出る、だからこそ責任は持ちたい。
▶︎ミニマリストになりたいなら3つのRを意識しよう!ごみゼロ生活に向けて、心掛けていること。
ちゃんと分別してみると、ゴミって可燃ゴミよりプラスチックゴミが一番多いことに気付きました。それからは冷蔵庫横のゴミ箱をプラスチックゴミ入れに。
燃えるゴミの一部である生ゴミは捨てるまで冷凍庫に入れているので、この大きさで十分です。缶・ビン・ペットボトルは、各々ゴミの日まで一緒にしています。
一度使ったビニール袋は、ゴミ箱後ろに一時保管して再利用しています。なるべく貰わないように気を付けていますが、貰ってしまったらここに収納します。
3段目は、電気グリル鍋を一式収納しています。お鍋やお好み焼き、餃子などパーティ感覚で使います。食卓の目の前で、焼いたり煮たり出来るのが楽しい。
コンロ下
コンロ下には、調理道具である鍋やケトル、フライパンやボウルを収納しています。ここにあると、さっと取り出してすぐに調理に取り掛かれるので便利です。
伸縮式のフライパンラックは、マグネットで自由に区切られるのに惹かれて購入したのですが、もう今は販売されていません。これめっちゃ良いのに残念…。
その下段には、カセットコンロとたこ焼きプレート、ストウブ鍋を収納しています。関西人なので、たこ焼きプレートは欠かせないアイテムです。
コンロ横ラック
コンロ横のラックは、調理道具と細かい調味料を収納しています。最近、スパイスからカレーを作るようになったので調味料が増えました。
家庭でよく見かける菜箸やスパチュラは持っていません。菜箸の代わりにトング、スパチュラの代わりにフライ返しといった感じで代用しています。
キッチンもモノを減らせば楽になる
写真盛りだくさんの今回の記事、いかがでしたでしょうか。
私は改めて写真に収めて、キッチンって細かいものが多いな…と感じました。料理をすればするほど、調理道具や器具は増えてしまいます。
でも、コンロは3つしかないからとか、この場所にまとめて置きたいとかスペース基準でモノを選別すると、案外すんなりとモノを手放せます。
手放す時は、捨てた後の不便さをよく考えてからが大事です。一度どこかに保管して、1週間使わなかったら手放すとかでも良いですね。
今回の記事が、ご質問いただいた方や見てくださった方の参考になれば幸いです。