皆さんは、ミニマリストにどんなイメージを持ちますか?
- モノが少ない、持たない
- 貧乏くさい
- 主張が激しい、他人の意見を聞かない
と言うように、いろんなイメージをお持ちだと思います。
ミニマリストと一言で言っても、その言葉に対する意味は一人ひとり異なります。
出来る限り何も持たない最小限主義者も居れば、少ない物で快適に暮らしたい生活重視派もいます。私は持たない暮らしより、快適に暮らしたい後者です。
共通しているのは「所有物が多い=幸せ」ではないことを理解している点でしょうか。モノが多いと生活は便利ですが、時に人を苦しめる要因になりかねません。
メディアで取り上げられるミニマリストは、最小限主義者が多いです。極端な方が話題性があるから、メディアは面白がって取材をしたがるのだと思います。
そういう極端なところだけ見られて批判を受けるのは、ちょっと悲しい。そう思ったので、こんなミニマリストもいるよってことを伝えるべく、部屋を公開します。
ミニマリストが作る部屋は何もない?
必要のないモノは持ちたくないけど、暮らしの彩りは忘れたくありません。捨てることに注力するばかりに、家族を置き去りにしないように気を付けています。
部屋の模様替えをしたところなので、ビフォーアフター形式でミニマリストが作る部屋を覗いて頂ければ幸いです。何もないより、快適な空間を心掛けています。
ダイニング
unicoのダイニングテーブルは、伸張式でコンパクト収納が出来るKURTを愛用していました。それゆえテーブルの足の位置が邪魔で、座りにくさを感じていました。
椅子の座面が黒なので、他の家具に比べて目立ってしまうのも気になる点でした。夫と二人暮らしなので、普段の椅子は2脚あれば十分です。
そこで、思い切ってダイニングテーブルと椅子4脚を手放しました。フリマアプリで、全て貰い手さんを見つけられたが幸運でした。ありがとうございます。
念願だったPACIFIC FURNITURE SERVICEのテーブルと、無印良品のペーパーコードチェア2脚で色味を統一しました。座り心地抜群で、居心地の良い空間です。
リビング
ダイニングからテレビが見えない配置にしようと、IDEEのソファーをリビング横の小部屋に向けて設置しました。これでも良いのですが、テレビとの距離が遠い。
デスクトップパソコンも、ソファーから覗ける場所にあるので作業がしにくいと感じていました。人から見られてるかもと思うと、集中しづらい…。
そこで、ソファーの向きをダイニングからも見えるように変えました。テレビボードは思い切って断捨離して、ローチェストをテレビ台代わりにしています。
※ローチェストはSTANDARD TRADEの商品です。この使い方は推奨されていないので、ご注意下さい。
リビング横の小部屋
前述した通り、テレビ部屋として使用していた小部屋です。
今回、椅子2脚とテレビボードを断捨離したことで空間をもっと自由に使えるようになったので、思い切ってパソコンと机だけのデスクワーク部屋にしました。
ラグは、椅子を引く時にフローリングが傷付かないように敷いています。疲れた時は、だらっと床に寝転がることも出来ます。ミニマリストっぽい部屋ですね。
狭い部屋に何もないは、正直味気ない
ミニマリストと言うと、狭い部屋に何もないイメージの方って結構多いと思います。なぜなら、インパクトが強くて、一度見たら頭の中に残りやすいからです。
でも、私は何もない部屋に憧れません。モノを持たないことにこだわりすぎると、一緒に住む家族が快適に暮らせなくなるからです。その代償は大きいです。
昔、「ビートたけしのTVタックル」でのミニマリスト特集で、ビートたけしさんがミニマリストのことを「要するにただの貧乏人だろ?」と発言していました。
取材を受けていた佐々木さんは、著書の印税を赤十字社に全額寄付しているので決して貧乏人ではありませんが、他人からそう思われてしまうことも事実です。
そういう外見を気にしないのであれば別ですが、私には一緒に住む家族もいるので難しいです。何も知らない他人に事情を説明するのも、正直面倒くさいです。
必要なモノしか持たない暮らしを目指そう
だから私は、今必要だと思えるモノしか持たない暮らしを実践しています。
必要なモノって人によって、場所によって違います。何が好きかでも全然違いますしね。要するに、自分にとって必要だと思えるモノだけ残せば良いのです。
反対に、これいつか使うかも?と思うモノは全て手放します。今使わないモノは、いつ使うか必要か分からないモノです。一度でも悩んだら、清く手放します。
そうやって1個ずつモノと向き合えば、おのずと必要なモノしか持たなくなります。ミニマリストへの道は一つではないので、あなたなりの道を見つけて下さい。