私が小さな子どもだった頃、大人たちが持つ財布に憧れがあった。長財布に現金やカード類がたくさん詰まっていて、よく母に「見せて」とせがんでいたっけ。
お小遣いがもらえるようになって、それを仕舞うためにお年玉で初めて財布を買ってから、ブランドや形は変わっていくけれども、私は財布を持ち続けています。
それくらい財布って当たり前の存在で、私たちが生活をする上で必要不可欠なモノです。だからこそ、バッグの中身同様にお財布の中身って気になるんですよね。
[st-kaiwa1]他人の持ちものってなぜか気になる[/st-kaiwa1]今回は、普段は会社員として働き、夫と二人暮らしで家計管理を任されている身でもあるミニマリストの私が愛用している財布や中身について、ご紹介します。
ミニマリストの財布
私のお財布は、SAINT LAURENT(サンローラン)のサック・ド・ジュール スープルです。2018年から手のひらサイズの三つ折り財布を愛用しています。
それまでは長財布や二つ折り財布を使用していましたが、結婚式などで使用するパーティバッグは小さいものが多く、そういった時の対応に苦戦していました。
別でそれ専用の財布を持つくらいなら、普段から小さい財布にしちゃおうかな?という発想で、今は三つ折り財布を使用しています。これがなかなか快適でして!
[st-kaiwa1]重さ70g以下という軽さも魅力的![/st-kaiwa1]キャッシュレス化により支払い方法が多岐にわたる今、私が財布に求めるのはサッと出せる軽さとコンパクトさ。三つ折り財布は、現金派でない方にオススメです。
財布の中身
現金以外の財布の中身は、
- 健康保険証
- 楽天カード
- ミライノ デビット
カード類は、よく使うこの3枚のみ財布に収納しています。私は夫から家計管理を任される主婦でもありますが、個人用も家計用もこの財布1つで行っています。
楽天カード
レトロミッキーがかわいい楽天カードは、家計管理用の支払いに利用しています。夕食や日用品の買い出しは、こちらのカードで一括決済を徹底しています。
[st-kaiwa1]現金払いのみのお店は、私個人のお金から建て替えて、後ほど家計用口座から私の口座へ振り込むスタイル[/st-kaiwa1]楽天カードを選んだ理由は、なんと言ってもポイント還元率の高さ!どこで使っても100円の利用につき1円相当のポイントが貯まるので、貯まるスピードが早い。
今までは還元率より使いやすさや特典を重視していたけど、楽天ポイントの使い道も増えてきているので、家計の足しになればな〜と思って、申し込みました。
- 発行手数料・年会費が無料
- 楽天市場での買い物なら還元率がすごい
- 楽天市場以外でも1%の高還元率で更にすごい
- ポイントの使い道も幅が広い
以前から旅行には楽天トラベル、投資信託は楽天証券と、楽天のサービスをよく利用していたので、楽天カードで集中してポイントを貯めていきたいところです。
ミライノ デビット
シンプルな見た目がかっこいいミライノデビットは、住信SBIネット銀行のキャッシュカード兼デビットカードとして、私個人のお金を管理する為に活用中です。
我が家はお小遣い制なので、給料日になると一定額が住信SBIネット銀行に振り込まれるので、基本は現金を引き出さずにデビットカードでお支払いをしています。
デビットカードなので決済後すぐに口座から引き落とされ、「たくさん使いすぎちゃった!」が防げます。クレジットカードより抑制になって、良いんですよね。
利用金額の0.8%がポイント還元(デビットカードの中では還元率◎)されて、500ポイント以上で現金にキャッシュバッグをしてもらえるのが気に入っています。
[st-cmemo fontawesome=”fa-file-text-o” iconcolor=”#919191″ bgcolor=”#fafafa” color=”#000000″ iconsize=”100″]2020年1月からのお小遣い帳(家計簿)を公開中[/st-cmemo]キャッシュレス生活
小さい財布だと、紙幣や硬貨などの現金を出すのが大変じゃない?って思われる方もいると思います。確かに、現金の出しにくさは三つ折り財布の欠点ですよね。
その欠点を補うために、私はなるべくキャッシュレス(現金を使わずに支払うこと)にしています。これにより、以下のようなメリットがありました。
- 最も汚いとされる現金に触れる機会が減る
- 数え間違い、貰い間違いなどの危険がない
- ポイントや割引などの恩恵を受けられる
- スマホやカードひとつでレジ待ち時間を短縮できる
私は、クレジットカードの他にApple payやメルペイを使っています。キャッシュレス決済は、今や私の生活に馴染んで欠かせないものになっています。
Apple pay
クレジットカードはサインや暗証番号入力の手間があるので、Apple payが使えるお店の場合は、「Quic payで払います」と伝えてスマホをかざして決済しています。
Apple payは、iPhone上で一度設定してしまえば、ワンタッチで決済画面が出せるので、レジのときもサッと取り出して決済を済ませられるのが良いところ。
楽天カードの場合、Quic pay払いでもクレジットカード払いと同様に100円につき1円相当のポイントが貯まるので、これを使わない手はないですね。
[st-kaiwa1]少額決済でもQuic payで賢く貯めます[/st-kaiwa1]このようなスマートフォン決済は、電子マネーのように事前チャージが必要なく、使った分だけクレジットカード払いと一緒に請求されるので利便性が高い!
メルペイ
メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」で出品して得た売上金を(銀行口座に振り込むと手数料を取られちゃうので)、効率よく使うために使用しています。
メルカリは、不用品を捨てずに欲しい人に直接譲れる点と、メルカリ便の利用による匿名性の確保ができる点が気に入って、すっかりヘビーユーザーの一人です。
ポイントも貯まらないので、売上金を使う目的でしか使用していません。不定期で貰えるクーポンと、イベントによるキャンペーンポイントが地味に嬉しい。
ポイントカードは持たない
財布の中身を最小限にできている理由を挙げるなら、ポイントカードは持たないし、持たなければいけないポイントは貯めないを徹底しているから。
ミニマリストになる前は60枚ほど持っていたポイントカードを、
- 本当によく使うお店なのか
- 有効期限は余裕でポイント消費できる長さか
- ポイント制度は「1ポイント=1円」か
この3ヶ条を設定して厳選を重ね、無理なく貯められるものでを考えた末の答えは、3ヶ条に加えてポイントはアプリ化しているものだけにするとなりました。
これにより買い物をする場所も絞れているので、ポイントカードに惑わされて「これはこっちで、あれはあっちで」の買い物をしなくなったのは我ながらでした。
今はポイントカード自体は1枚も持っていません。最初は後悔しないかな?と不安もありましたが、3年経った今は余計な考え事が減って快適だなと思っています。
主婦でも財布をコンパクトに
お金とストレスって切っても切れない関係で、ストレスが増えれば解消手段としてお金を使ってしまい、反対にストレスが減れば消費も自然に減っていくものです。
私はこれを身を以て経験したからこそ、レジの待ち時間やポイント消費など買いもの場面でのちょっとしたストレスを減らしていきたいと思い、実践してきました。
- 財布の中身は最小限にする
- キャッシュレス決済でスムーズな支払いを
- 買い物する場所を絞って、ポイントを賢く貯める
など、この記事が財布の中身で悩む方の参考になれば幸いです。