目立たない歯科矯正（ホワイトワイヤー矯正）に掛かる費用や期間、流れ

突然ですが、歯科矯正を始めます。

28歳という年齢もあり、歯科矯正をするかしないかで悩んでいました。治療中のワイヤーに抵抗があって、怖い・恥ずかしいという印象を持っていたからです。

残りの20代を楽しむこと以上に、これからの30代に向けて準備をしていくことも大事かなと。

— ぐう＠ミニマリスト (@irutoiranai) March 27, 2018

ですが、かかりつけの歯医者さんで大人の歯科矯正は、子供の歯科矯正より目立たないようになっているというお話を聞き、歯科矯正を知ることから始めました。

夫からの応援もあり、結果的に歯科矯正をする決断をしたのですが、これは私にとって大きな決断でした。その決断が出来たのも、体験者の声のおかげです。

私も数々の歯科矯正を体験された方のブログを読んで、やろう！と決断が出来ました。私も同じように検討されている方のお力になれれば…と思います。

大人の歯科矯正を始めようと思った経緯やカウンセリングの様子、気になる値段や期間について体験したことをお話します。参考になれば幸いです。

歯科矯正を検討した理由

私が最初に歯科矯正を始めようか悩んだのは、中学生の頃です。

その頃から左下の奥歯が舌側に倒れており、歯磨きしにくいので虫歯になりやすい。当時通っていた歯医者さんに何時か直した方が良いと言われていました。

歯科矯正には、それなりにお金が必要ということを知っていたので、当時中学生だった私は、両親に申し訳なくて歯科矯正をやりたいと言えませんでした。

かかりつけの歯医者からの勧め

そんな風に当時思っていたことを忘れていた最近、かかりつけの歯医者で定期検診を受けた時に、同じように奥歯について指摘を受けました。

奥歯が倒れているので、上下の噛み合わせが上手くいかない。磨きにくいので汚れが付着しやすくて、治療する時も大変で痛みを感じやすい。と言われました。

これからのことを考えたら、歯科矯正した方が良いかもしれない。歯科矯正専門の先生のカウンセリングを受けることも出来ますよと、勧めていただきました。

歯に自信がなかった

そして、ずっと歯に自信がありませんでした。

両親にも夫にも友人にも、歯並びの指摘を受けたことはありません。でも、私自身がずっと下顎のいびつな歯並びや、前歯の傾斜が気になっていました。

もう結婚をして家を出て、自分でお金を稼げる年になりました。かかりつけ医から勧められたことをきっかけに、今なら出来ると思うようになりました。

歯科矯正を開始するまでの経緯

ここからは、歯科矯正を始めるにあたって必要な流れを体験した通りにお話します。歯科矯正をすると決めて、開始するには最低でも2ヶ月は必要かと思います。

⑴２つの病院でカウンセリングを受ける

まずは、初診（カウンセリング）を受けることから始まります。初診代は無料の病院も多く、費用が掛かっても1,000円〜2,000円程です。病院のＨＰで確認出来ます。

大事なのは、複数の病院でカウンセリングを受けることです。病院によって治療計画や値段はまちまちなので、より自分の希望と合う病院を選んだ方が良いです。

私の場合は、

1. 自宅付近のかかりつけ医
2. 会社付近の歯科矯正専門医院

の２つの病院を比較検討することにしました。

①自宅付近のかかりつけ医

地元で予約殺到の医院ということもあり、非常勤と言えど歯科矯正の先生は安定感があり、物腰柔らかな方という印象を受けました。

かかりつけ医なので、話も通りやすく私の話を聞いてくれた上で、治療計画について提案して下さいました。カウンセリングが丁寧で安心出来ました。

取り扱う歯科矯正の種類は、ワイヤーで行う表側矯正と裏側矯正のみです。表側矯正は、クリアブラケットに白いワイヤーを使うホワイトワイヤー矯正でした。

ホワイトワイヤー矯正の治療費は、

• 装置料：831,600円（税込・検査料込）
• 調整料：5,400円（税込・月1回）

抜歯は4本、治療期間は2年半を予定し、装置を外した後も歯並び維持の為に年に3〜4回の頻度で病院に通い、2年ほど経過観察を行います。とのお話でした。

月に1回に掛かる調整料は、2年半で162,000円になります。予定通り行けば総合計993,600円になりますね。値段は想定通りで、こんなもんだろうと思いました。

ただ、歯科矯正専門の先生は月２回だけしか病院に来ません。予約の取りやすさやトラブル時の対応が気になりました。月２回って…大丈夫なのって。

そこを質問すると、前もって予約前取りしちゃって大丈夫ですよ〜、トラブルの時は常駐の先生でも対応出来るので安心して下さい。とのことでホッとしました。

〜矯正医の選択ポイント〜
先生との相性の良さ	[star5]
カウンセリングの丁寧さ	[star5]
通いやすさ	[star5]
値段の手頃さ	[star3]
予約の取りやすさ	[star3]

②会社付近の歯科矯正専門医院

目立たないマウスピース矯正に興味があったので、マウスピース矯正が出来るかどうかの判断も聞きたくなり、都市部にある歯科矯正医院にも相談に行きました。

初診料が無料なので、初めての歯科矯正で気軽な気持ちで相談にいけるのが良いなと言うのと、会社付近なので交通費が掛からずに通える点に魅力を感じました。

女性の担当医で話しやすく、過去の事例を見せながら説明してくれたのは有難かったのですが…。以下の点が気になって、ここでの治療は辞めようと思いました。

• (私の事例では)マウスピース矯正は難しい
• 抜歯は6本すると言われた
• 患者への配慮が足りない
• 料金説明の方が治療計画より時間が長い

抜歯ありきの治療では、マウスピース矯正だと弱くて治療時間が掛かりすぎてしまって4年以上は見てほしい。ワイヤー矯正との併用が必要ですとのことでした。

通常のワイヤー矯正でも抜歯は6本しますと言われて、へっ？！ってなりました。他の医院では4本と言われていますと伝えても、うちでは6本ですねと引かず…。

過去の事例として、色んな患者さんの写真をパソコンから見せてくれたのですが、検索しながらなので患者の氏名とか丸見えで…。私も、その一人になりたくない。

初診が無料なので、患者数も多いのかカウンセリングは流れ作業のような感じで、あんまり親身になって話を聞いてくれる雰囲気ではありませんでした。

ホワイトワイヤー矯正の治療費は、

• 装置料：853,200円（税込、検査料込）
• 調整料：3,780円（税込、月1回）

月に1回に掛かる調整料は、2年半で113,400円になります。予定通り行けば総合計966,600円になりますね。かかりつけ医より安いのは魅力的…。

〜矯正医の選択ポイント〜
先生との相性の良さ	[star3]
カウンセリングの丁寧さ	[star2]
通いやすさ	[star4]
値段の手頃さ	[star5]
予約の取りやすさ	[star5]

⑵歯科矯正を受ける病院を決める

2つの医院を比較して、

• 自宅に近く、通いやすい
• 治療計画が自分の希望に近い
• 優しく親身になってくれる先生がいる

上記の理由で、かかりつけ医で歯科矯正を受けることに決めました。

⑶検査を受ける

そこで、かかりつけ医に電話して歯科矯正の予約を取りました。

記念すべき1回目の歯科矯正治療は準備からで、契約前に検査をすることになりました。この検査を元に、具体的な治療計画を練って契約書を作成します。

検査内容は、

• 顔や歯の写真撮影
• 歯型の採取
• 歯のレントゲン写真撮影

という流れで、準備をするだけで30分程度で終えました。

⑷治療計画の決定から契約内容の確認をする

2回目の歯科矯正治療は、作成した契約書の説明でした。

主訴内容から現在の問題点、治療方針や注意点、治療費と支払い方法などを説明して下さいました。全ての説明を終えて、納得の上、署名をします。

実際に装置を付けるのは再来月で、この日は装置を装着しやすくする目的で、隙間を作る青ゴムを奥歯に装着して終了です。これ、地味に痛いです…。

私は一括払い希望なので、次回の治療日に装置料（全額）を支払いします。現金払いなので、ちょっとドキドキしますね…！

歯科矯正は「値段＜信頼」が大事

大人の歯科矯正は、周囲からの目や抜歯の有無、治療費など気になる部分が多いので、ある程度の勇気と覚悟が必要です。

お医者さんとの付き合いも長期に渡ってきますので、歯医者さん選びで一番大事なのは値段云々よりも「信頼出来るか」だと思います。相性って本当に大切です。

どうか1箇所だけでなく複数の医院でカウンセリングを受けて、あなたにぴったりの医院を見つけて下さい。この記事が悩んでいる方の参考になれば幸いです。