豆から挽いて飲むほどコーヒー好きだったのですが、夫がカフェインで体調を壊すことが多くなってから、全てのコーヒーグッズを手放して紅茶派になって数年。
コンビニのコーヒーも美味しい時代になって、コーヒーは平日のランチ終わりに一人で楽しむものに変わっていきました。それでも私は満足していたのですが。
[st-kaiwa2]本当はコーヒーも飲みたいんだ[/st-kaiwa2]カフェインがダメで飲めなくなっても、コーヒーを飲みたい気持ちは変わらないようで、カフェインレスコーヒーで美味しいのないかな?と聞いてきました。
カフェインレスしか楽しめない中で、コンパクトで手軽かつ美味しくコーヒーを飲める方法を探っていた中で出会ったのが「アメリカンプレス」でした。
今日は、これ買ってよかったね!と使う度に夫婦で言い合うほど、お気に入りのコーヒーアイテム「アメリカンプレス」について、ご紹介していきます。
アメリカンプレスとは?
コーヒーを淹れると一言で言っても、気軽に淹れられるコーヒーメーカーから、丁寧に工程を楽しむハンドドリップなど、コーヒーを淹れる方法は様々です。
私は映画「かもめ食堂」に憧れてコーヒーに手を出したので、豆から挽いてペーパーフィルタを使ってケトルで注ぐハンドドリップ式コーヒーを楽しんでいました。
また始めるならハンドドリップと思っていたけれど、昨今の環境問題から自分の出来る範囲でエコな生活をと心掛けていて、なるべくゴミを増やしたくないなと。
[st-kaiwa2]それなら、フレンチプレスなんてどう?[/st-kaiwa2]夫からペーパーフィルタ不要でコーヒーを淹れられるフレンチプレスについて教えてもらい、それなら環境に配慮できて良い!と思ったのですが、問題が一つ。
[st-kaiwa1]洗うのが面倒って口コミが多いのが気になる[/st-kaiwa1]フレンチプレスはコーヒーを淹れる工程はシンプルなのに、細かいフィルタにへばりついたコーヒーかすを取り除くのが一苦労という内容のものばかりでした。
手入れが簡単
アメリカンプレスは本来のフレンチプレスの手軽さを残しつつ、手入れの面倒さを払拭した商品です。開発者の並々ならぬ努力で生まれた新しいコーヒーアイテム。
コーヒー豆をポッド(写真右)に閉じ込めて抽出し、飲み終わったら取り外してコーヒーかすをまとめてポンっとごみ箱へ。これで簡単に取り除くことが出来ます。
従来のフレンチプレスにはないポッドにより手入れが簡単になり、より気軽にコーヒーが楽しめるようにカタチにしてくれたのがアメリカンプレスの魅力です。
洗練されたデザイン
もう一つ魅力を語るなら、このデザイン性の素晴らしさ!おそらくフレンチプレス界で一番と言ってもいいくらい、洗練されていてシンプルでかっこいい。
開発者は大学院でデザインを専攻されていた方のようなので、見た目にもとことんこだわって作られてきたのだろうなと感じました。この無駄のなさが、好き。
コーヒーの淹れ方
アメリカンプレスってどうやって使うの?と思った方向けに、私たちが実際にやっているコーヒーの淹れ方をご紹介します。あくまで一例なので、参考程度で。
(1)コーヒー豆を入れる
まずは、ポッドにコーヒー豆を入れていきます。自宅で挽いた方が新鮮で美味しいけど、今は手軽に楽しむことに重点を置いているので購入店にお願いしました。
今回は2人分のコーヒーを淹れたので、20gの豆(10g/人)を入れました。アメリカンプレスは1~2人で楽しむものなので、2人分入れるとポッドがパンパンです。
若干こぼれるので、写真のように小皿の上に乗せてから行うと周りが汚れないのでおススメです。別売りですが、ポッド用のファネル(広口漏斗)で対処できます。
入れ終わったら、ポッドに蓋を取り付けます。これで豆を入れる工程は完了です。
(2)お湯を注いで豆を蒸らす
ケトルでお湯を沸かして沸騰したら、容器にお湯を注ぎます。そして、コーヒー豆が入ったポッドを容器にセットして、一度お湯にポッドを浸して戻しておきます。
この状態で、30秒ほど待機します。豆全体を蒸らしていきます。
(3)コーヒーを抽出する
30秒経ったら、上から圧力をかけて1分間でコーヒーを抽出していきます。タイマーを見ながら、ゆっくり押していくと上の層が綺麗なコーヒー色になっていきます。
美味しいコーヒーの出来上がりです。コーヒープレスは工程を守れば、同じ味を再現しやすいので、いつでも「あの味が飲みたい」を作り出すことができます。
また、ペーパードリップに比べて深いコクとまろやかさを感じます。味が薄く感じるカフェインレスコーヒーでも、美味しくいただくことができるのが魅力的です。
手軽に美味しいコーヒーを
アメリカンプレスは、
- 手入れが簡単
- シンプルでかっこいい見た目
- 部品交換可能(パーツ販売)
と、コーヒーを淹れるなんて、そんな丁寧な暮らしできない!という日々忙しくしている方にもおススメできるアイテムだと思います。男前なフォルムも素敵です。
また、壊れてしまう可能性がある部品は別途パーツ販売されているので、長く愛用できるのも魅力的ですね。我が家のスタメンとして、大事に使っていきます。