お家で旅行気分を味わえる「おうちソクたび」体験談

2020-07-262023-10-14

新型コロナウィルスの影響により、遠出が出来ない今。長期化する自粛ムードに、自粛し続けることが必ずしも正しいのかと悶々と悩んでいる日々です。

一消費者として、経済を回す為に自分ができることは何か？と悩んでいた時に、お声掛けいただいた「おうちソクたび」というサービスをお試しさせて頂きました。

おうちソクたびとは？

おうちソクたびは「旅先から旬のごちそう、届きます」をコンセプトに、旅先の魅力とごちそうが詰まった一箱が自宅に届くサービスです。

旅先は秘密で、届いてからのお楽しみ。申し込みの際に、簡単なアンケート（旅カルテ）を入力するので、嫌いな物や避けてほしい物などにも応えてくれます。

ただ食材などが届くだけでなく旅先ライブ配信も行っているので、届いた食材がどんな場所でどんな人が作ってくれたものなのか知ることができるのも魅力です。

私が選んだのは「海風ごちそう旅気分」プラン（5,980円）です。普段お魚よりお肉を食べる機会が多いので、単純にお魚食べたいな〜と思って選びました。

今年は夏を楽しめるイベントもほぼないので、夏らしさを味わいたいと思ったのも選んだ理由です。海に無縁な地域に住んでいるので、惹かれてしまいました。

届いたのは、4連休の初日。良いタイミングで届いてくれました。旅先は、みかんが有名な愛媛県の双海町という町でした。中身は、以下の通りでした。

ご飯系からデザート系まで、充実のラインナップ。ただ食材が届くだけではなく、旅先の情報やプランが詰まった旅のしおりが一緒に届くのも嬉しいですね。

双海町の海を感じさせてくれるシーグラスも。これを現地に持って行けば、トゥクトゥクに乗せてもらえるなんて、訪れるきっかけにもなって素敵ですよね。

私の旅行プランは、

届いた食材たちを見て、お昼から翌朝までの想定で献立とプランを考えました。

じゃこ天1枚を使って、じゃこ天炒飯にアレンジしました。ベーコンの代わりにじゃこ天を細かく刻んで、卵と混ぜたシンプルな炒飯ですが、美味しかったです。

魚を骨や皮ごとすり潰して揚げたじゃこ天なので栄養満点だし、ちょっと醤油を垂らすだけでも良いお味。練り物大好きなので、これが入ってるの嬉しかったな。

夜ご飯は、お待ちかねのソクたびフルコース！本格派な鱧だしを煮立たせて、新鮮な鱧しゃぶをいただくという贅沢。じゃこ天は、本来の味をそのままで。

わ〜！今日は御馳走だね！

と、共に4連休を自宅で過ごした夫も喜んでくれました。

小骨が多く食べ辛い印象があった鱧ですが、送られてくる前にしっかりと骨切りしてくれていたので、そのままプリッと美味しい鱧を味わえたのが嬉しかったな。

ストウブで炊いた鯛めしも。お米2合に醤油と酒を大さじ2ずつ入れて、お水を入れて炊くだけのシンプル調理でも、鯛の身から出る出汁で十分美味しくなりました。

食後は「ふたみ恋しぐれ」をデザートに。餅粉と米粉にあんこを練り合わせて蒸した和菓子で、独特な食感。一切れで満足度高めで、温かい緑茶によく合う〜。

ご飯を堪能した後は、お家で酵素風呂が味わえる「おうちで酵素まる」を楽しみました。自宅で砂風呂ならぬ、米ぬか酵素風呂を体験することが出来ました。

お湯を溜めた浴槽にパックを入れて、2〜3回ほどモミモミするだけ。夏は室内と室外の温度差が激しくって自律神経やられっぱなしな私にとって、お風呂は超重要！

何も入れないお風呂より、不思議と体がポカポカします。米ぬかなので、肌の乾燥も気にならずにしっとり。自宅にいながら酵素浴を楽しめるって良いですね。

翌日の朝、デザートにみかんを食べました。愛媛県と言えば、みかん！冬の間にハウス内の気温を高く保つことで夏の収穫ができる「ハウスみかん」を頂きました。

みかんを剥くのは、いつも夫にお願いしてます。甘いみかんは剥きやすいという夫の持論通り、これが本当に甘くて美味しい。あっという間に食べちゃいました。

おうちソクたびを体験させてもらわなかったら、双海町の魅力を知らないままの人生になっていたかも知れない。このご時世にぴったりなサービスですよね。

お家にいながら、知らなかった旅先に出会えるって素敵ですよね。観光地だけでなく、その町自体を知るのにおうちソクたびは有効な手段だと思いました。

不要な外出は控えてと言われている今、今年の夏休みをどう過ごすか悩んでいる方も多いのではと思います。そんな方にオススメしたいリモート旅のご紹介でした。