袋分け家計簿に挫折した人向けのシンプルな家計管理方法

袋分け家計簿とは、生活費の予算を費用別ごとに袋に分けて、袋の中の予算内で管理する方法です。家計簿を付けずに現金を管理するので、仕組みは簡単です。

ですが、これは時間に余裕がある方向けの方法です。共働きだと手数料が掛からない時間帯にATMに行けないし、出金したお金を千円単位で換金も出来ません。

はっきり言って、袋分け家計簿はストレスが掛かるし、ハードルが高い!そんな苦い挫折経験がある、私のシンプルな家計管理方法をご紹介します。

目次

通帳は持たない

私の家計管理に必要なのは、シンプルな構造作りです。お金のことを考える時間が増えれば増えるほど、ストレスとなって買い物に走ってしまう可能性大です。

完璧主義な私は、入出金したら通帳記帳をしないと気が済みません。通帳を持ち歩いて管理するのも、記帳しに行くのも、積み重なればストレスになります。

だから私は、全ての通帳を断捨離しました。正式には、銀行で通帳レス手続きをしています。こうすることで記帳をする手間と貴重品管理の労力を手放しました。

今は、貴重品を全て人ごとにポーチ分けして保管しています。キャッシュカードやパスポート、身分証明書や診察券などをまとめることで管理が楽になりました。

通帳を手放したので、今はマネーフォワードが私の通帳代わりです。無料で使えるマネーフォワードのアプリをダウンロードして、資産状況を管理しています。

先取り貯蓄で強制貯金

体制が整ったら、先取り貯金です。

  • 財形貯蓄
  • 投資信託(積立NISA)
  • 住宅ローン一部繰上げ返済

給料日には強制的に一定額を、金利の良い会社の財形貯蓄に回しています。また老後資金として、月1万円を積立NISAの投資信託でコツコツ運営をしています。

最近は貯蓄額も増えてきたので、住宅ローンの一部繰上げ返済も毎月5万円ずつ行っています。このままいけば、40代で住宅ローンを完済する予定です。

全て給料日になったら天引きや積立、返済されるように設定しています。家計管理を始める前の先取り貯蓄は、お金の流れがシンプルなので実践しやすいですね。

住信SBIネット銀行で一括管理

残りのお金は、全て住信SBIネット銀行に振り込んで一括管理です。私の給与口座なので、夫の給与口座から住信SBIネット銀行に振り込んで移しています。

給料日に銀行の前を通ると、いつも長蛇の列です。ある日それを見た友人が「みんな給料日に並ばないといけないほど、お金に困ってるのかな…」と言っていて。

それ以来、並ぶのが恥ずかしくなって、振込手数料が数回無料の銀行に給与口座を変えました。きっかけはどうあれ、振込の簡単さはストレスフリーですね。

SBIハイブリット預金

住信SBIネット銀行では、

  • 代表口座:今月の生活費
  • SBIハイブリット預金:臨時出費用貯金

と、お金を分けて管理しています。

住信SBIネット銀行の魅力は、目的別口座(資産形成の為の預金専用口座)を代表口座とは別に5つまで利用できる点です。口座内に貯金箱を作る感覚で活用できます。

私はSBI証券も利用しているので、好金利のSBIハイブリット預金(住信SBIネット銀行とSBI証券の連携口座)で臨時出費用貯金として50万円を預けています。

余った生活費は、SBIハイブリット預金に振替しています。50万円を超えた金額は、半年に1回ほど財形貯蓄に移して、少しでも金利の良い場所で貯蓄しています。

支払いはクレジット払い

生活費の支払いは、基本的にクレジットカード払いです。私は、年会費無料なのに特典が多いエポスカードゴールドを愛用中です。私と一番相性が良いカードです。

電子マネーのQUICPayが付帯されているので、コンビニでの支払いもスマートです。貯めたポイントをネットショッピング代から差し引きできる点も魅力的です。

現金払いのお店は立て替える

ただ、どうしてもクレジットカード払いができないお店もあります。個人経営のお弁当屋さんや居酒屋、ケーキ屋さんなど意外とたくさんありますよね。

その場合は、私のお財布から立て替えて、月末にまとめて個人用口座に振り込んでいます。レシートは、振り込むまで捨てずに引き出しに保管します。

シンプル家計管理ならストレスなし

基本的にクレジットカード払いなので、アプリで明細を確認しています。家計簿は付けず、代表口座内の預金を超えなければOKのズボラ家計管理方法です。

お金とうまく付き合っていく為には、悩まないことだと思います。とてもシンプルで簡単なので、ズボラで細かいことが苦手な方の参考になれば幸いです。

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