精製水・尿素・グリセリンで作る手作り化粧水の作り方、材料費

化粧品は、値段が高ければ高いほど効果を得られると信じて疑わなかった時代があります。化粧水においても同様で、良い化粧水が良い肌を作ると信じていました。

ですが、ちょっと待ってください。こんな経験はないでしょうか?

  • 1回で使う化粧水の量をケチる
  • 特別な時用として買ったのに使えない
[st-kaiwa1]はい、これ私です…[/st-kaiwa1]

そう、ここでもったいない病が発症します。お金を払った分だけ大事に使おうと少量でやりくりしたり、使う機会を限定してしまうなど、もったいなくて使えない…。

でも、化粧水の役割って「水分補給」なんですよね。乾いた肌に潤いを与える為にあるのに、少量だと本来の役割である水分補給を満たせません

値段が安い化粧水はなんとなく不安…、けど高い化粧水は使うのが億劫で…なんて方、いっそのこと自分で手作りしてみませんか?

手作り化粧水愛用歴1年半以上の私が、自信を持ってオススメする簡単な手作り化粧水の作り方を紹介します。節約にもなります。この記事が参考になれば幸いです。

目次

手作り化粧水に必要な材料

ここからは、化粧水作りに必要な材料をご紹介します。

必要な材料は、

  • 精製水
  • グリセリン
  • 尿素

の3点です。これに、

  • 計量カップ
  • 保存容器

がアイテムとして必要になります。

※モデルの平子理沙さんの著書「Little Secret」を参考に、材料を集めています。

精製水

精製水は、ドラッグストアなどで500mlが80〜100円ほどで購入が可能です。精製水は、主にコンタクトレンズ用品コーナー近くで販売されています。

精製水は水道水でも代用可能ですが、美容に最も適しているのは「精製水」です。

水道水は水道法に規定されて水質基準を満たす飲用可能な水のことで、河川水などをろ過した後、殺菌によって汚濁成分や大腸菌を除いた水です。

精製水は逆浸透膜(RO膜)などで水道水を処理し、有機物やイオン成分の大半を除去した水になります。

リクナビ薬剤師より抜粋

上記の引用文の通り、精製水は「水道水から更に不純物を取り除くよう処理をした水」だからです。数十円で買えるものなので、精製水で作るのをオススメします。

グリセリン

グリセリンは、ドラッグストアなどで500mlが700〜1,000円ほどで購入が可能です。

グリセリンはアルコールの一種で、保湿性・吸湿性に優れています。化粧水にグリセリンは必要不可欠なので、ここはお気に入りのものを選んだ方が良いでしょう。

私は、モデルの平子理沙さんも選んだNow Foodsのグリセリンを愛用しています。

石油化学原料を利用して作られた合成グリセリンではなく、植物油を分解して精製された植物性グリセリンなので安心かなと思って購入に至りました。

尿素

尿素は、ドラッグストアなどで50gが300円ほどで購入が可能です。

尿素の働きは、肌の角質を柔らかくすること、保湿することです。ただ、尿素の入れすぎは角質のバリア機能を低下させ、肌に乾燥をもたらす可能性があります。

なんとなく肌がごわつく…そんな時に尿素を入れるのが個人的にオススメです。

手作り化粧水の作り方は?

ここからは、手作り化粧水の作り方をご紹介します。

《朝晩の使用で1週間分の量》

  1. 熱湯消毒して乾燥させた小瓶を用意する
  2. 精製水50ml、グリセリン小さじ1、尿素小さじ1/4を入れる
  3. 小瓶の蓋を閉めて、しゃかしゃか振る
[st-kaiwa1]ね?簡単でしょう?[/st-kaiwa1]

手作り化粧水は、市販品に入ってる防腐剤などが一切入っていないので消費期限が早いです。まとめて作れないのがネックですが、一度作り方を覚えれば簡単です。

手作り化粧水は月50円で作れます

ハードルが高いと感じていた手作り化粧水ですが、一度材料を揃えて作り方を覚えてしまえば、なんで今まで作らなかったのだろう?と思えるくらい簡単です。

もちろん材料や道具を揃える初期費用は掛かりますが、コスパが高いので月換算すると50〜60円ほどのコストしか掛かりません。今まで化粧水に掛けてきたお金…。

化粧水は手作りでコストを掛けない分、美容液や保湿クリームにお金を掛けるのもアリですね。肌が弱い方や、面白そうと思った方はぜひ作ってみてくださいね。

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