遂にやってやりました!やってやったぞ!
皆さんのお家にもあるであろう思い出の品を断捨離しました。思い出ボックスは1箱に入る分だけと決めて、時々見直しては捨て、見直しては捨てを繰り返していました。それでも全てを捨てることはできないのが思い出です。
見返すことなんて年に1回あれば良い方なくせに場所を取る存在。思い出のほとんどって写真や文集、手紙だと思うのですが、積み重なると結構な重量で。持ち上げられないほどの重さになっちゃうから邪魔なんですよね。
それでも思い出の品を捨てられないのは、手放すともう戻ってこないから。思い出の品は、その人にとって特別なものです。一度捨ててしまうと、もう二度と同じものを手に入れることは出来ません。例え同じ商品が売ってても、それはもう貴方の思い出の品とは別物なのです。
目次
思い出の品をデータ化して物を捨てる選択肢を持とう
一番厄介なのは「思い出」という記憶です。
思い出の品を捨てれない理由は、
- 一度捨てると二度と手に入らないから
- 過去の思い出に浸りたい時があるから
- 過去の自分とさよならするみたいで寂しいから
人それぞれ色んな理由があって、なんとなく捨てられない人って多いのではないでしょうか。私もその一人で断捨離するまで様々な葛藤がありました。
そんな私が思い出の品を断捨離することが出来たのは、ある俳優さんがテレビで、ファンから貰ったプレゼント全てを写真に残してアルバムにしているというエピソードを話していたことからヒントを得ました。
全てを受け取って使うことは出来ない。保存する場所もない。それでも、ファンが自分の為にお金を払ってプレゼントを用意してくれたことへの感謝を忘れない為に写真に残している‥。これだ!と思いました。
思い出の品も形に残すことが正解ではない。形に残す必要がないものは、データ化してしまおう!と考え、今回の行動へと繋がったのです。
【思い出の品を断捨離】その方法を公開!必要なものは?
思い出の品をデータ化することで
- 写真の整理整頓がしやすい
- 収納用品の断捨離が出来た
- いつどこで死んでも遺族に迷惑をかけない
- どこでもいつでも思い出を見返すことが出来る
持ったままより捨てることで得れる利点が多いと判断しました。
物を減らすことで得られる身軽さは、今後の私にとって必要なことです。実現出来ないかも知れないけれど、トランク一つの荷物で生活する人に憧れがあったりします。おばあちゃんになったら、やってみたい夢でもあります。
データ化する方法は、人によって様々です。スマホで写真を撮るだけで十分ですが、綺麗に残したい気持ちがあるので、モバイルスキャナのscansnap (スキャンスナップ)ix100を使ってみました。
思い出の品を綺麗にデータにして残そう。その方法を解説します。
scansnap ix100
まずは現像写真や文集等の書類をデータ化する機械が必要です。
ご自宅にスキャン機能付きのコピー機があれば、それを使ってもいいと思います。またスキャンするほどの物でない場合は、お手持ちのスマートフォンやデジカメで撮影してもいいでしょう。
データ化する方法は様々ですが、オススメするのはscansnap ix100です。
これの良さを表すと、
- 持ち運び出来るコンパクトさ
- 圧倒的な読み取り速度
- Wi-Fi接続でケーブル不要
scansnap ix100はモバイルスキャナです。スキャン機能に特化した商品です。
400gと軽量でコンパクトなので持ち運び出来るサイズ感で、読み取り速度も1枚5.2秒と圧倒的な速さです。私の実体験だと、家庭用プリンターでは1枚スキャンするのに30秒以上は掛かるので、このスピードの速さはデータ化に必須と言えるでしょう。
また、Wi-Fi接続可能なのでパソコンを持っていなくても大丈夫。スマートフォンでも読み取り可能なので、機械に電源を入れて専用アプリを起動すれば、すぐ読み取りが出来ます。
付属品も本体と充電用ケーブル、説明書のみとシンプルです。
思い出の品のデータ化は並大抵のことじゃなかった…。けど、これのおかげで1日で全ての書類や写真をデータ化することができたので、今後もたくさんお世話になろうと思っています。本当に買って役立った一品です。
Evernote
次に必要なのがデータの保存先です。データ保存と言えば、パソコンやスマートフォン内のハードディスクやUSBメモリやCD−R等、個人の所有物の中に保存するのが一般的だと思います。私もそう思ってました。
自分が保有するメモリに保存するのは形として残るので安心感があります。この中に私の大事なデータが入っているんだというのが認識出来るので、パソコンとかスマートフォン内に保存するより安全な気がするんですよね。
しかし、思い出の品と同様に物は物です。何かの拍子で破損や紛失する恐れがあり、その物自体が壊れればデータは全て消えてしまう恐れが‥。そんなことあったら嫌ですよね。
そんな時に便利なのが、オンラインストレージです。簡単に言うと、インターネット上にデータを保存する方法のことを言います。
これにデータを保存してマイページにログインすれば、何時でもどこでもデータを確認することが可能なのです。物として残らないので破損や紛失の恐れはありません。もしものことを考え、デジタル終活で全てのデータや情報をこの中に保存する‥なんてのもアリだと思います。
その中でオススメしたいのがEvernoteです。
Evernoteの良さは、無料版でも容量が無制限なところです。有料版と差を付ける為に、月間アップロード容量(無料:60MB、有料:1GB)やノート1つの最大容量(無料:25MB、有料100MB)に制限はありますが、一度入れてしまえばこっちのもの。たくさんデータを保存したい月だけ有料会員になる等の方法で対策出来るのが良いなと思います。
scansnapは購入時にEvernoteプレミアム会員に3ヶ月間無料で加入出来るので、scansnap購入者はEvernoteを一つの保存先にするのは良い手です。
ポータブルハードディスク
もう一つのデータ保存先として、ポータブルハードティスクを買いました。
これ1台で1TBと大容量のデータを保存することが可能です。先日のamazonプライムデーで6,000円ぐらいで購入しました。安く手に入って嬉しい。
1TBあれば、デジカメ写真(1枚4MB)が250万枚も収容することが出来ます。動画(1分100MB)なら約166時間、音楽(4分5MB)なら20万曲とまさに大容量。1TBあれば、しばらく容量不足で困ることはないでしょう。
私が買ったポータブルハードディスクは「Seagate HDD ポータブルハードディスク」です。ロゴが目立ちすぎない見た目のシンプルさと、軽量でコンパクトなところが好きで、これに決めました。
持ち運びに便利で本体重量は170gです。軽すぎて不安になるほど軽いの一言です。卵1個より軽いですから驚きです。
サイズは縦11.5cm×横8cm×厚さ1.48cmで、掌に収まる大きさです。これに全てのデータが入っちゃうからすごい。文明の発達ってすごい。
断捨離した結果、ゴミ袋45ℓ1袋の思い出の品とさよなら
この3つの道具を使って、いざ思い出の品のデータ化活動を始めました。
このプラスチック製のボックスとラタンかごの2箱分を一気に処理します。休日の正午から夕方まで掛かりました。scansnapのおかげで処理速度は早いはずなのに、なかなかの量だったので大変でした。
写真や書類は全てscansnapでデータ化しました。読み込める大きさではない物はスマートフォンで綺麗に写真を残すことにして、処分しました。
その結果がこちら。45ℓのゴミ袋1個分の物とおさらばしました!
写真や年賀状等を収納していた収納用品も、今後は不要なので捨てました。収納用品買うのだってお金掛かりますからね。これを処分したと言うことは収納用品にお金を掛ける必要もなくなり、嬉しい限りです。
思い出の品を処分するで不安になる方もいらっしゃると思います。思い出の品を捨てるなんて…って言う気持ちも分かります。
でも、私にとって今回の断捨離は将来の自分に感謝される行為だったなと思いました。自分の思い出の品を必要としているのって自分だけですからね。ちょっと大変だったけど、処分出来て良かったです。今後はこまめにデータ化していこうと思います。